CNC折りたたみ機

マルチアングル CNC 折り機は、金属板加工業界向けに設計された特別な装置です。鉄骨造建物の棟、軒、ドア開口部、窓、テラスなどのエッジ部や、エッジトリミング、コーナーラッピングなど各種部品の折り曲げ加工に適しています。他業界の金属板の折り加工にも使用可能です。本機は以下のような特徴を持っています。

• 1 上部と下部のクランプは油圧で駆動され、プレートをクランプします。独自のパラレログラムヒンジ機構により、プレートを回転させてプレートを曲げることができ、金型を使用せずに最大折り曲げ角度は125°（ワークからの最小角度は55°）に達し、クランプは180°エッジプレスに使用できます。
• 2 位置決め、クランプ、折り畳み、緩和の自動作業サイクルを完了することができ、手動で作業することもできます。
• 3 CNC 数値制御システムは後部停止位置決め機構を制御し、プレートの正確な位置決めを実現します。
• 4 専用の制御ソフトウェアにより、人間とコンピュータの対話プログラミング、リアルタイム作業監視、生産計画管理などの機能を実現します。
• 5 圧力補償およびロードセンシング油圧システムを採用しています。
• 6 斬新でユニークな構造と軽量という利点があります。
• 7 この機械には縦方向の切断ヘッドが装備されており、プレートを任意の幅のストリップに分割できます。

1	最大折りたたみ厚さ4	1.2mm鋼板（降伏強度≦250MPa）
		2.0mmソフトアルミシート
		0.8mmステンレス鋼
2	最大折りたたみ長さ	8000mm
3	最大折りたたみ角度	125°
4	喉の深さ	800mm
5	スリット厚さ	1.0mm鋼板（降伏強度≦250MPa）
6	最小折りたたみサイズ	10mm（板厚＜1.2mm）
		20 mm (シート厚≧1.2mm)
7	サイクルタイム	最大折りたたみ約12秒
8	スリッティング速度	約0.8m/秒
9	正味重量	5400kg
10	全体寸法 (長さ×幅×高さ)	9395×1742×1375mm

マルチアングルCNC折り曲げ機は、鉄骨構造業界向けに多品種・少量・薄板・長板の部品を曲げるために開発された装置で、ユニークな機能を備えています。

一般的な折り機は、上型と下型を使ってシートを折り、折り角度を出します。金型の制限により、通常は0～90°の角度でしか曲げることができません（ワーク角度は180°～90°）。マルチアングル折り機は、油圧駆動の上下クランプを使用してシートをクランプし、独自のパラレログラム ヒンジ機構を使用してプレートを回転させてシートを曲げます。新折り方式の採用により、機械の加工範囲が拡大し、金型を使用せずに0～125°（ワーク角度180°～55°）の任意の角度での折り加工が可能となり、上下のクランプを使用して180°折り加工も可能です。

マルチアングル CNC 折り機は高度な CNC 制御システムを採用しており、オペレーターにマンマシン対話インターフェイスを提供します。プログラミング時はワークの形状に合わせて各辺の長さと角度を入力し、曲げ順序を指定するだけです。ソフトウェアは、手動で計算することなく、屈曲点から位置決め点までの距離を自動的に計算し、所定の位置にバックストップ装置を制御します。稼働状況の動的な監視を実現します。オペレータは機械の動作状況を非常に直観的に観察し、機械の安全で正しい操作を促進するために適切な指示を出すことができます。生産計画機能を搭載したシステムです。オペレーターは事前に生産計画を立てることができ、機械はその計画に従って一品ずつ完成させます。このシステムの導入により、機械の生産自動化レベルと生産効率が向上しました。

マルチアングルベンディングマシンには、独自の安全装置と緊急対応装置が装備されています。
A. 2 位置インチングクランプクランプ: クランプを押し下げるには、フットスイッチとジョイスティックを同時に使用する必要があります。クランプ押付け途中でフットスイッチを放すか、クランプを操作して動作を停止します。クランプが全クランプストロークから約12mm離れた時点でクランプは停止します。フット ペダルとジョイスティックを放し、再度押す必要があります。
B. 非常停止ペダル解除機能。機械の前面には、オペレーターが触れやすいペダルが設置されています。インチング、オートマチック状態に関わらず、フットペダルを踏むとすぐに上クランプが最初に50mm上昇します。 3 秒以上タッチすると、油圧ステーションも停止します。